釘の良し悪しなんて、大当りには無関係?
大当りの95%以上はホールコンピュータとロムによって制御されていると言われており、釘の良し悪しはほぼ大当りには関係が無いという情報もあります。
釘調整の役割といえば放出日には釘を甘くし、玉の持ちを良くし、逆に回収日について手は玉の持ちを悪くしてさっさと消化させてしまうというものです。
現在のホールは、ほぼホルコンの導入が済んでおり、一昔前のようにイベント時や新装時に1台ずつ放出台や回収台の調整を要しなくなり、かわりにホルコンによってシマごとの設定を変更しているというわけです。
ここでいうシマとは、1列ということではありません。ホルコンで制御できるのは4〜6台ということになります。
これはホルコンを制御しているトランスが管理できる台数が4〜6台だからです。例えば、トランスを一つのボックスに例えるならば、この一つのボックスに4〜6台単位で同じ配線が収納されていることになります。全国のホールで最も多いといわれているのが5台配線です。
そして、このトランス単位でホルコンは指令を出し、好調・不調の波を作り出します。
ですから、立ち回りを行なうに当って、出ている台の隣はなんとなく出なそうといって避けるのはホルコン攻略の立場から見れば誤りとなります。逆に出ていない台の周辺は避けるようにしたほうが良いのです。
いきなり回らなくなった…そんな経験ありませんか?
ホールコンピューターは回転数さえもコントロールできるといわれています。
台に電圧を加えることにより、釘の電磁気に強弱をつけるといった具合です。
電圧を加えることにより、電磁気が強くなり、玉がスタートチャッカーに入りやすくなります。
逆に電圧を弱めると、電磁力が弱くなるのでヘソ付近で玉が良くはねるようになり結果回らなくなるのです。
いきなり回らなくなったら、何らかの合図です。ホルコンは前述の通り4〜6台を一グループとして好調・不調の波を作り出しています。
通常ですと、回らなくなると不調のグループに突入している可能性が高いようです。
逆にいきなり回るようになると、好調のグループに判定された可能性があります。
よく回り、よくリーチがかかるけども大当りに結びつかないという状況は、あなたが打っている台のグループにあなたの台よりも好調な台があり、好調台が腹いっぱいにならない限り、なかなか日の目を見ることは少ないようです。
大当りしても、単発か2連くらいで終わる場合が多いようです。
しかしながら、好調グループの中の1台であることに違いありません。
そこで、いきなり回るようになり、リーチもバンバンかかるけど当らないという状況のときには周りの台を良く見渡してみてください。
どの台も出ていないようならば、空き台にホルコンが絶好調の合図を送っているお宝台が眠っているかもしれません。
本当に遠隔操作があったホール
平成18年12月に鹿児島のパチンコ店で不正な裏ロムを設置し、出玉を遠隔操作して、鹿児島県警に風営法違反でそのパチンコ店の取締役ら3人が逮捕されたという事件がありました。
鹿児島県警によると、取締役ら3人はパチンコ台76台、パチスロ台10台に不正な裏ロムを設置し、それらにパソコンをつないで遠隔操作していたそうです。
この他にも毎年、数件ではありますが遠隔操作で逮捕されるという事件が報道されています。
遠隔操作することができる裏ロムやソフトを開発している専門の業者もいるようで、あなたの街のホールでも...
遊戯者としては安心して打つことができるホールを選びたいものです。
パチスロにもホルコンが存在します!
パチスロに関しては4号機規制により、ローリスクローリターンの5号機が登場しましたが、最近の5号機はボーナスとARTの織り成す爆発力は4号機に負けず劣らずの魅力を持っています。
実はパチンコもホールコンピューターが管理しており、パチンコと同様にグループ判別が可能だと言われています。
判定機能に関してもパチンコと同じで異なる点はパチスロは1台ずつに設定機能が付いているという事です。
パチスロもホルコンで管理されているということであれば、いくら回転数を上げてもあまり意味がないばかりか、かえってコインロスを生じる可能性もあります。
したがって、周囲の状況をよく観察しながら自分が打っている台が今どういうグループに判定されているのか見極めることが重要です。
同じグループ内に連チャンしている台があれば、打つのを辞めるかゆっくり回して様子をみるという決断も必要になってきます。
元ホールマネージャー
ホール店員暦:5年
ホール店長暦:3年
ホーマネージャー暦:2年
店舗暦:12店舗